脇の下の筋肉痛のような痛みとは?
ここでは、「脇の下の筋肉痛のような痛み」についてお話します。
腕を上げたときなどに、ふと脇の下に
筋肉痛のような痛みを感じることはありませんか?
脇の下がリンパ節や乳腺の外れも位置していて、
多様な原因で痛みを持ったり、腫れたりしてしまいます。
今回は、特に筋肉痛のような痛みを伴う症状と解消法をご紹介します。
脇の下の筋肉痛とは?
まず、筋肉痛についてご紹介します。
筋肉痛とは、激しい運動後、数日して筋肉が痛みを生じる状態です。
その原因は諸説ありますが、運動により筋肉で発生した乳酸が
細胞の処理能力を超えてしまった場合に、筋肉の毛細血管に乳酸が溜まることで、
酸欠状態となり、痛みを生じるというのが一般的に言われています。
脇の下が痛む筋肉痛は、胸筋を使った運動、
例えば腕立て伏せ、などをした後に起こることがあるようです。
筋肉痛は、初期は患部を冷やすこと、
その後落ち着いてきたらマッサージやストレッチで回復を促進することが出来ます。
しかし、特に対策を取らなくても数日以内に痛みが治まるのが一般的です。
脇の下のこり!
脇の下も肩と同様に「こり」を生じます。
日ごろ、同じ姿勢をとり続けている人や、
姿勢の悪い人は肩だけでなく脇も凝っていることが多く、
しかし、そのこりは見過ごされがちです。
脇の筋肉と肩の筋肉はちょうど裏と表のように位置しているため、
どちらかの筋肉がこると、反対側の筋肉が支えようとして緊張するため、
動きが悪くなり、結果、両方の筋肉がこってしまいます。
特に、猫背の人は背中が丸まっているため、背中の筋肉が伸びています。
筋肉は伸びると縮もうとするため、
背中の筋肉に繋がっている肩から脇にかけての筋肉にも力がかかり、
肩全体がこってしまいます。
さらに状況を悪くするのは脇の下にはリンパ節があり、
肩&脇こりから血行やリンパの流れが悪くなると、老廃物が溜まってしまします。
肩や脇周辺の筋肉がこって固くなりすぎると、五十肩の原因になったり、
リンパの流れが悪くなることから体全体の老廃物の処理や
免疫がうまく機能しなくなってしまいます。
ストレッチやマッサージで筋肉を軟らかく保ちましょう。