脇の下のイボが痛い時とは?

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ここでは、「脇の下のイボが痛い時」についてお話します。

 

脇の下にイボができることがありますが、その種類は1つではありません。
実はいくつかの種類に分けられるのです。

 

今回はそんな、脇の下にできるイボについて、
原因や、除去の必要はあるのかどうか、痛みがある場合、
ない場合など、気になるあれこれをみていきましょう。

 

脇の下のイボの正体

 

2〜3mm程と一番小さく、広範囲にわたってできるイボは
「アクロコルドン」といいます。

 

肌色や茶色をしていて、加齢が原因でできることが多いですが、
紫外線や、肌の摩擦でもできると考えられています。

 

その次に大きい「軟性繊維種」というイボは1cm程あります。

 

肌色や褐色で、つるつるしているのが特徴です。
さらに大きくなって、皮膚からぶら下がるようにできる
イボを「懸垂性繊維種」といいます。

 

これらのイボは良性で、ほとんど痛みを伴いません。
加齢や遺伝、血行不良、肥満体質など様々な原因からできるのですが、
自分が気にならなければ特に除去する必要はありません。

 

もちろん、見た目や、擦れる感じが気になる、
という人は皮膚科で除去することができます。

 

痛みを伴うイボの正体は?

 

基本的なイボの仲間をまず紹介しましたが、ほとんどが痛みはありません。
では、痛みがあるものは何なのでしょうか?

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イボと思っていても実は正式にはイボではなく、
粉瘤やニキビなどといった出来物である可能性があります。

 

粉瘤とは、良性の腫瘍です。皮膚の下でできた袋の中に、
古くなった角質や垢が溜まってどんどん大きくなります。

 

その膨らみのトップの部分は開口部といい黒い点になっていて、
それを絞ると中の角質や垢が出てきて、臭いにおいも感じることがあります。

 

粉瘤は自分では完全には治せません。皮膚科で除去することができます。

 

30分もかからないほどの手術で終わりますし保険も適用します。
大きくなる前に病院へ行くことをお勧めします。

 

ニキビは、毛穴から何らかの原因で菌が入ったり、
皮脂や老廃物が溜まってしまいできるものですが、
小さい程度の軽いものから、膿腫というような、炎症の激しいニキビまであります。

 

ニキビの場合は何より、肌を清潔に保つことが大事です。

 

ニキビを潰さないように、脇の下を丁寧に洗い、
しっかりと乾かし、経過を見るか、ニキビ用の薬を塗って様子を見ましょう。

 

あまりにも炎症がひどかったり、
痛みをすぐに抑えたい場合は皮膚科へ行ってもかまいません。

 

脇の下のトラブルは案外多く、私たちがあまり知らないようなことも起こります。
自分では「これだ」と思っても実は違う症状だという場合もあります。
正しい判断をして適切な処置を行いましょう。

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