赤ちゃんの脇の下が赤い時とは？
ここでは、「赤ちゃんの脇の下が赤い時」についてお話します。
赤ちゃんの脇の下が赤くなることがあります。
しかし赤ちゃんは喋ることができないため、痛いのか、
かゆいのか、大丈夫なのか、わかりにくいですよね。
しかし、どれだけ赤ちゃんがケロッとしていても、
対処しなければならないことには違いありません。
赤ちゃんの脇の下が赤くなる原因と、対処法をご紹介します。
原因
脇はどうしても皮膚同士が密着します。
入浴後に水分が拭きとりきれなかったり、汗をかいたりすることで、
蒸れてこすれてしまいます。
入浴時の石鹸自体が残ってしまって荒れてしまう場合もありますし、
だんだん垢や汚れが溜まってしまったり、
汗疹（あせも）となってしまうことがあります。
ひどい場合は、赤い部分がただれて膿のような、
黄色い汁が出てしまうことまであります。
まれに、アレルギーの反応が出ているという場合もあります。
対処法
ほとんどの場合、脇の下を清潔に保つことで症状は治まります。
石鹸残りが無いようにきれいに洗い、しっかり水分を拭き取り、
乾燥させてから服を着せましょう。
症状が軽ければ、ベビーパウダー
（症状がおさまればベビーパウダーの使用は控えましょう）や、
市販の薬を利用するとより効果的です。
赤ちゃん用の、かゆみや赤み、あせもに対応した薬がありますので、
ドラッグストアや薬局で薬剤師に相談して購入しましょう。
注意が必要なのは、症状が重い場合です。
ただれて膿や汁のようなものが出てしまっている場合は、
脇を清潔に保つところまでは一緒ですが、自己判断で薬を塗らないようにしましょう。
薬を間違ってしまうと、より症状がひどくなる場合があります。
判断に迷う時は、すぐに小児科や小児皮膚科を受診しましょう。
こまめにチェックを
赤ちゃんのお世話は毎日大変です。
なかなか脇の下の状態まで気付かないことは多々あります。
だからこそ、少し意識して脇の下をチェックするようにしましょう。
入浴後だけではなく、気温の高い日や、
汗をかいていることに気づいたらその都度
きれいに拭き取って着替えをしてあげることも重要です。
赤ちゃんはどうしても動き回るので、
ゆっくり脇の下まで洗ったり水分を拭きとるのは難しいですが、
清潔を保つ毎日の繰り返しが赤ちゃんの敏感な肌を守るのです。
わざわざやる、というよりは、これらのことが当たり前になるように、
お父さん・お母さんは習慣づけましょう。