脇の下にあざが出来た時とは？
ここでは、「脇の下にあざが出来た時」
についてお話します。
ぶつけた記憶もないのに脇の下に
あざが出来た場合、
何の病気が考えられる？
あざと言えば、転んだり
ぶつけたりした時にできるのが
一般的ですよね。
では、転んだ記憶もないしぶつけた
記憶もないのに、脇の下にあざが
出来ていたらどうしますか？
そこで今回は、脇の下にあざが
出来た時に考えられる
病気についてまとめてみました。
脇の下に出来たあざは何かの
病気のサイン？
転んだりぶつけたりして、
手足にあざが出来ることは多々ありますよね。
では脇の下はどうでしょう？
転んでも脇の下をぶつけることはないですし、
そもそも脇の下をぶつけること
自体ほとんどありませんよね。
ぶつけた記憶もないのに脇の下に
あざが出来た場合には
「何かの病気のサインかも？」
と考える人は少なくありません。
もちろん中には重篤な病気が
潜んでいる可能性もあるのですが、
脇の下にあざが出来る場合、
そのほとんどは皮膚に
原因がある場合が多いのです。
脇の下にあざが出来た時に
考えられる病気は？
男性に多く発症するのが
「癜風（でんぷう）」
と呼ばれる皮膚の病気です。
癜風は癜風菌によって発症するのですが、
実はこの癜風菌、普段から私たちの
皮膚にいつもいる常在菌の
一種でもあるんですね。
その癜風菌が大量の汗をかくことによって
増殖し始め、その結果、皮膚が薄い
茶色になってあざのように見え、
さらに軽いかゆみも伴い始めます。
男性に多く見られる症状ですが、
もちろん女性でも発症する
病気でもあります。
癜風以外にも、脇の下にあざが
出来る病気はあります。
「デルマドローム」
と呼ばれるものです。
これは内臓に原因がある場合に皮膚に
あざが現れる事で、脇の下にあざが出来た
場合には内臓疾患の可能性も秘めています。
脇の下にできたあざで病院を受診した時に
「初期の胃がん」
が見つかるケースも少なくありません。
そのため、ぶつけた記憶が無くても
あざが出来た場合には、病気の可能性を
考えて受診することをオススメします。
なお、中にはメラニン色素が沈着して
あざのように残ってしまう場合もあります。
ですので、あざだと思っていたのが
ただの色素沈着である場合も多々あるのです。
脇の下は普段の生活ではなかなかじっくり
観察することはありませんが、
お風呂に入っている時などたまには
意識して見てみることも大切ですね。
このように脇の下にあざが出来た場合には、
癜風と呼ばれる皮膚疾患や胃がんの
初期症状だったり、
ただの色素沈着だったりと、
その原因は様々です。
色素沈着ぐらいだったらまだ良いのですが
重篤な病気が潜んでいる可能性も
考えられるため、
ぶつけた記憶もないのに
あざが出来た場合には、
一度病院で診てもらうことをオススメします。