脇の下の腫れが痛くない時とは?

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ここでは、「脇の下の腫れが痛くない時」についてお話します。

 

女性に多く見られる、脇の下の痛みやしこりなどの腫れとはどのようなものでしょう。
脇の下は乳腺に近くまたリンパ節も存在しますので、様々なケースが考えられます。
腫れやしこりが出来てしまっても、それ自体に痛みがあったり、何も感じないものもあったり、
その違いについて考えていきたいと思います。

 

脇の下にはどのような機能があるのでしょう

 

脇の下は普段の表立った生活では、特に気にすることもない部位かと思います。
そこが腫れてしまったり、何らかのトラブルが起きると、かなり違和感を覚えることでしょう。
女性にとってはデリケートな部分でもあり、ムダ毛の処理などで常に気に止める場所であると思います。

 

脇の下は腋下(えきか)とも呼ばれます。
大小の血管が通り、リンパ節など大事な機能があります。
また皮膚が薄く、体温の保持、保護の役割もあります。

 

腫れの原因とは

 

脇の下が腫れ、違和感がある時、その原因は何か探っていきましょう。

 

リンパ節が存在しますので、それによる腫れが考えられます。
免疫機能により、ウイルスや細菌に対抗し、腫れていることがあります。
また女性で心配されるのは、乳腺症や乳癌などです。
単なるイボという場合もありますので、常に清潔を心掛けましょう。

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その腫瘍が良性なのか悪性なのかは、触ってみた感じの違いが判断の材料にはなりますが、
素人では確実にはわかり得ないので、医師の診察を受けましょう。
一般的に、感触が軟らかく触れると痛みを伴うのが良性とされ、弾力がなく硬いもの、
痛みもあまり感じないものは、悪性の疑いがあるとされています。

 

痛みのない腫れの場合

 

腫れてはいるが痛みがないという場合は、どんな病が想定されるでしょうか。
リンパ節による腫れですと、大抵の場合は痛みがあります。
熱をもって腫れ、触ると痛みがあるのです。

 

痛みがないものはその分、気付くのも遅れがちとなりますし、緊急を要して病院へという気持ちも
薄らぎますが、
返って痛みの症状が無いという場合の方が怖いケースがあります。

 

やはり悪性リンパ腫への疑いは拭いきれません。
しこりが弾力なく硬い、徐々に大きくなっているようであれば、病院での診察がお勧めです。

 

心配のあまり要らない腫れでは、脂肪腫や粉瘤があります。
脂肪腫は軟らかく、良性の脂肪細胞の塊です。粉瘤は炎症により垢や老廃物が溜まったものです。
どちらも痛みがないケースもありますが、進行状態により痛みが出てくる場合があります。

 

少しでも異変を感じたら、早めに病院で診察を受けましょう。
早期の受診によって防げることは多いはずです。

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