脇の下の腫れが柔らかい時とは?

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ここでは、「脇の下の腫れが柔らかい時」
についてお話します。

 

脇の下が腫れていて、
触ると柔らかい感触があるのですが、
これって何かの病気なの?

 

脇の下が腫れると、
リンパが腫れているのか、

 

それともしこりが出来て腫れているのか、
気になったりしますよね。

 

そこで今回は、脇の下が腫れていて
触ると柔らかい感触がする場合に
考えられる病気についてまとめてみました。

 

脇の下が腫れていて、
触れると柔らかい感触がするのは
脂肪腫かも?

 

脂肪腫は良性の腫瘍で、
脇の下が腫れた時に
一番多い症例でもあります。

 

皮膚のすぐ下にでき、
大きさ的には1〜3cm程度のものが多く、

 

触った感触は柔らかい
ゴムのような感じが特徴的です。

 

脂肪腫は、一度出来ると
二度と消え去ることはありません。

 

そのため、自然治癒することは
まず無いと考えて下さい。

 

脂肪腫の可能性が考えられる場合には、
形成外科を受診してみましょう。

 

脇の下の腫れはリンパの腫れかも?

 

脂肪腫の他にも多いのが、
リンパの腫れです。

 

リンパは全身に広がっていて、
血液から出る老廃物を回収したり
排泄したりする働きがあります。

 

流れているリンパの途中にある
リンパ節では、侵入した細菌や
ウイルスを除去する役割もあります。

 

このリンパ節は、
実は脇の下にもたくさんあるんですね。

 

そのため、風邪を引いた時などに、
リンパ節に細菌やウイルスが

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侵入してしまうことによって、
リンパ節が腫れてしまうことがあるのです。

 

リンパの腫れは、時にしこりとも
間違われやすいのですが、

 

いつもより疲れが溜まっていると感じたり、
少し体調が悪い場合には
リンパの腫れだと考えるのが妥当ですね。

 

脇の下の腫れは粉瘤かも?

 

脇の下の腫れで気づくものに、
粉瘤があります。

 

これは皮膚の下に袋状のものができ、
その中に老廃物などが溜まることで
しこりのような形状になっていきます。

 

粉瘤は、放置すれば
どんどん大きくなっていきます。

 

ニキビとよく似たところもあり、
粉瘤の中心辺りには小さな穴が出来ていて、

 

ニキビをつぶすような感じで
しこりを押すと、中から

 

クサイ臭いのする液体が出てくる
場合もあります。

 

また、粉瘤に細菌が入ることで
炎症を起こすと、
痛みを伴う場合があります。

 

粉瘤は、皮膚の下に出来た袋状のものを
ごっそり取り除かない限りは、
必ずと言っていいほど再発してしまいます。

 

そのため、粉瘤の可能性が
考えられる場合には、
一度皮膚科を受診してみると良いですね。

 

このように、脇の下が腫れていて
触ると柔らかい感触がする場合には、

 

脂肪腫やリンパの腫れ、
粉瘤などの可能性が考えられます。

 

リンパの腫れであれば、
しばらく様子見をしていても
良いかもしれませんが、

 

万が一の可能性もありますので、
一度病院で診てもらうと良いでしょう。

 

自己判断で放置してしまうと、
後々になって大変なことに
なるかもしれません。

 

一度病院で診てもらっていれば安心ですね。

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