左脇の下の違和感とは?

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ここでは、「左脇の下の違和感」についてお話します。

 

片側の脇が痛む場合で特に注意すべきは、左側です。
肋骨やリンパが痛いのかも、と症状を軽視せず、
その痛みは心臓から来ているかもしれません。

 

心筋梗塞や狭心症の発作は、急に激しい胸の痛みが襲ってくることが特徴ですが、
心筋梗塞の初期段階で起こる痛みは、胸ではなく
左側の脇の下から肩に感じる場合が多いです。

 

その他には、小指にしびれるような感覚を覚える場合もあります。
三大疾患と呼ばれる、がん、心筋梗塞、
脳梗塞は日本人が亡くなる原因の60%を占めています。

 

その中でも心筋梗塞は発作が起きてから約1時間以内に
半数の人の生死が決まるとても恐ろしい病気である一方で、

 

自覚症状に気づき、治療を受けることが出来れば90%以上の人が
助かる病気でもあります。

 

今回は、心筋梗塞の原因や症状についてご紹介します。

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心筋梗塞とは?

 

まず心筋梗塞とは、心筋が梗塞すること、つまり血管が詰まることで
血液が流れにくくなり、心臓の筋肉の一部が酸欠により壊死する病気です。
血管が詰まりかけて、心筋梗塞になる前段階を狭心症と呼びます。

 

狭心症が悪化し、血管を完全に塞いでしまう心筋梗塞を発症してしまうと、
カテーテルにより血管の詰まりが起こった部分を広げるバルーンや
ステントを送り込み、血流を回復させる方法を治療として行います。

 

血管が詰まる原因は、糖尿病や高脂血症から起こる動脈硬化です。
動脈硬化は生活習慣の改善で予防出来ます。

 

心筋梗塞の症状

 

では、心筋梗塞ではどのような症状が起こるのでしょうか。
心筋梗塞の原因である血管の詰まりは、急に何かが血管をふさぐのではなく、
徐々に血管の壁にコレステロールが溜まることにより起こります。

 

その状態を動脈硬化と呼び、悪化してくると
胸の痛みや圧迫感を感じるようになります。

 

心臓に異常が起こるにもかかわらず、痛みを感じる場所は人それぞれで、
胸とは違う頭痛やあごの痛み、首や背中、左腕に痛みを感じる場合もあります。

 

加えて、冷や汗や吐き気、下痢を伴うことも多く、
胃腸の病気と間違えてしまうこともあるようです。

 

急な発作を起こした場合には、経験した人のほとんどが、「死ぬかと思った」
というほどの痛みが襲います。

 

いつもの疲労感とは違う胸の圧迫感、
体の痛みを感じたら心筋梗塞のサインかもしれません。
早めに医療機関を受診することをお勧めします。

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