左脇の下を押すと痛い時とは?

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ここでは、「左脇の下を押すと痛い時」についてお話します。

 

脇の下の表面には何の傷や出来物もないのに、押すと痛い、

 

「これは一体何?」

 

と不安になることがあります。

 

また、女性ですと「乳癌かも…」という考えが過ぎり、
怖くなって居てもたってもいられなくなることもあります。

 

両脇同時に痛みがあるわけでなく、左脇の下だけが痛む場合、
何が原因なのでしょうか?
みていきましょう。

 

リンパの腫れ

 

一番多い原因はリンパの腫れです。

 

「なぜ左脇に?」

 

と思うことがありますが、偶然か、
脇の毛の処理などで皮膚を傷つけてしまい菌が入ったなどで
左脇のリンパが腫れたと考えられます。

 

リンパは、様々な理由で腫れます。

 

それは疲れや体の冷えで筋肉が硬直し、
血流が悪くなることでも起こりますし、
風邪をひいたときにもリンパは腫れます。

 

体内に入ったウィルスを、リンパが退治しようと戦っている証拠です。

 

この場合、体調の回復や、休息をとること、
マッサージをしてリンパを流すことで改善できます。

 

女性の場合は、ホルモンバランスの乱れや
PMS(月経前症候群)でもこの症状が出ることがありますので、

 

できる限りの規則正しい生活、食事、
ストレス発散をすることなども効果的です。

 

乳腺や副乳

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授乳中のお母さんによく見られる症状です。

 

授乳中は、乳腺で母乳が作られますが、
分泌が多いと乳腺がパンパンになります。

 

また、これは授乳中かどうか関係なく
誰にもあり得るのですが、人は副乳というものを持っています。

 

もともと人間がもっていた複数の乳房が進化の過程で退化し、
その名残りと考えられているもので、脇の下あたりにあります。

 

その副乳が、授乳中にホルモンバランスの影響で目立ってきて、
パンパンになり押すと痛い、ということもあります。

 

この場合は、ひたすらマッサージか、授乳、
搾乳をして乳腺が詰まらないようにすることが一番の対処法です。

 

保冷剤をタオルで巻いて、冷やすと母乳の分泌も落ち着き、
楽になるので効果的です。

 

悪性腫瘍

 

最悪の場合、乳癌や、悪性リンパ節といった可能性があります。

 

通常、これらの初期段階では痛みや異変は感じられず、
癌に気づきにくいので、もし痛みを伴う

 

癌になっている場合は進行が
かなり進んでしまっているということになります。

 

しかし初期段階ではないにしろ、できる限りの早目の発見は重要です。

 

おかしいな、と思ったらすぐに病院へ行ってください。
そこで癌の可能性がないと診断されれば、
心配事もなくなりますよね。

 

このように、左脇だからどの病気、というよりは、
左脇にも、右脇にも起こり得る症状がほとんどです。

 

しかし脇の下の周りにはもちろん色んな臓器もありますので、
何か臓器の調子が悪くなっている可能性もゼロではありません。

 

押すと痛い程度だから、といつまでも放置せず、
まず自分が安心できるためにも病院で診てもらうことをお勧めします。

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