脇の下痛みで熱がある時とは?

スポンサーリンク

ここでは、「脇の下痛みで熱がある時」についてお話します。

 

熱が出る、というとまずどのようなことを想像するでしょうか?

 

おでこが熱くなる、おでこを触って確認する、
おでこを冷やす、といったことが出てきませんか?

 

実は、おでこが熱くなる以外に、熱で脇の下に痛みが出るのです。
熱と脇がどのように関係しているのでしょうか?

 

みていきましょう。

 

脇の下が痛くなる理由

 

脇の下にはたくさんのリンパ腺があります。その数は体の中で一番です。
リンパは、外からウィルスや菌が侵入するとそれを倒そうと頑張って戦います。
その戦っているときに、リンパが腫れ、痛みが出ます。

 

よく起こる症状の代表として、風邪やインフルエンザに罹った場合、
発熱と脇の下の痛みが起こります。

 

まれに、歯や歯茎に菌が入り腫れたりすると、
リンパも痛くなることもあります。

 

脇の下の他には、首のリンパ腺が腫れて痛くなることもあります。

 

また、ウィルスや菌の侵入はなく、疲労や筋肉痛、
ストレスなどでリンパの流れが悪くなってしまった場合にもリンパが腫れます。
そしてそのリンパの腫れによって体が熱を帯びることもあります。

 

高熱が続く場合は要注意

スポンサーリンク

上記のように、風邪やインフルエンザ、虫歯や疲れなど、
一定の時間が経過すれば症状が治まるものはとくに心配ないのですが、
1週間以上高熱が続いたり、一向に体調が良くならない場合は要注意です。

 

亜急性壊死性リンパ節炎という病気があります。

 

一見怖そうな名前ですが、良性のものです。

 

原因ははっきりとわかっていないのですが、
ウィルスによるもの、アレルギーによるもの、
体の異常免疫反応などと考えられています。

 

また、2〜30代の発症が多いことも特徴の一つです。

 

治療によって治癒することができます。
そして、悪性リンパ節(血液の癌)も考えられます。

 

リンパは全身を巡っているので癌が転移しやすく、
またそのスピードも速いことから恐れられている病気です。

 

この場合、早期発見・早期治療が何よりも大切なので
おかしいと思ったらすぐに医療機関へ行きましょう。

 

このように、脇の下のリンパは私たちが知っている、
思っている以上に体の中でも重要な部位であり、
体の色んな影響を受けやすいとことでもあります。

 

また体の不調を知るサインになるところでもあります。

 

これを知っていれば、脇の下の痛みや発熱も、
理由が考えられて正しい対処ができるのではないでしょうか。

スポンサーリンク