乳癌と脇の下の痛みの関係とは?

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ここでは、「乳癌と脇の下の痛みの関係」についてお話します。

 

脇の下に痛みを感じ、これは乳癌ではないかと心配になる。
最近、乳癌のセルフチェック法やタレントさんによる
乳癌の闘病生活の告白など、乳癌の情報に触れる機会が多くなりました。

 

情報を得ることは、自分の体の不調に気づきやすくなり、
癌においては、早期発見に役立つと考えられます。

 

しかし、そういった情報に触れることは過剰に心配な気持ちを
煽られることにもつながります。
正しい情報を得て、冷静に自覚症状と照らし合わせてみてください。

 

そこで今回は、脇の下の痛みと乳癌の関係についてご紹介します。

 

脇の下が痛いと乳癌?

 

脇の下に痛みとしこりを感じて、診察を受けたら乳癌であった。
よく耳にする話のように聞こえます。

 

確かに、脇の下に痛みを伴うしこりを感じて、病院を受診し、エコー検査、
マンモグラフィーと血液検査を受けたら、乳がんと診断されるという場合はあります。
しかし、これは大きな誤解を生む表現が含まれています。

 

まず、乳癌はほとんどの場合、痛みは感じません。

 

特に初期症状では痛むことが少なく、さらに脇の下が痛むということは、
脇の下のリンパ節に乳癌が転移して、
そこで新たにできた腫瘍が痛みを引き起こしている可能性が高いのです。

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つまり、乳癌はかなり進行していて、本当の乳癌の初期症状を
見逃してしまったということです。

 

その他に乳房にしこりがあって、痛む場合は乳腺症であることが多く、
乳癌と痛みに関する情報は誤解されやすい状態になっています。

 

乳癌の初期症状とは?

 

乳癌の症状として一番わかりやすいものがしこりです。
その他には、乳頭から血の混ざった分泌液が出ることもあります。

 

手を挙げたときにひきつれるような感覚を乳腺に感じるときも、
乳癌の初期症状であると言えます。

 

これらが3つの代表的な乳癌の初期症状ですが、
先ほど紹介したように癌が進行すれば乳癌による痛みが発生する場合があります。

 

乳癌は最近、非常に多くなってきた癌で、
それは検査方法の発展や食事の欧米化が原因ではないかと考えられています。

 

乳癌は転移の多い癌でもあり、早期発見は治療に重要です。
初期症状を感じなくても、定期検診をしっかり受けることをお勧めします。

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