脇の下のしこりが痛い時は何科に行けば良いの?

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ここでは、「脇の下のしこり痛いは何科に行けば良いのか」についてお話します。

 

脇の下に出来たしこりが痛い時、病院に行こうと思っても
一体何の診療科を受診すればよいのでしょうか?
痛みを抱えながら色々な科を受診することはつらいですよね。

 

出来れば最初にかかった診療科で原因を突き止めたいものです。
今回は痛みの原因となるしこりがどんなものかセルフチェックできる方法と、
受診する診療科をご紹介します。

 

リンパの腫れ

 

風邪を引いたり、指に傷はありませんか?
何かの感染症や体の疲れによって、リンパが腫れているかもしれません。
リンパの腫れからくるしこりは通常1センチ程度で、押すと弾力性があります。

 

また、しこりからくる痛みは2,3日で引いていくことがほとんどです。
しこり自体は1週間以上、残ってしまう場合がありますが
体調の回復と共に徐々に小さくなってゆきます。

 

小さなしこりで、押すと動くものは感染症による
リンパの腫れであることがほとんどですので、
内科を受診します。

 

感染源が特定できれば、抗生物質や抗ウィルス薬による治療が受けられます。

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脂肪腫

 

脂肪腫とは、脂肪から出来る良性腫瘍で、皮膚の上からはコブのように見えます。
脂肪腫のほとんどは無痛であると言われていますが、
筋肉の間に出来る深在性脂肪腫は痛みを発症することがあります。

 

40代の女性に多いという報告がありますが、肥満のと関連はないとされています。
脂肪腫の可能性があるときは整形外科を受診しましょう。

 

乳腺線維腺腫

 

乳腺線維腺腫とは、乳腺の中、または乳腺の間の組織に炎症が起きる病気です。
思春期以降から20代の比較的若い女性に多い腺腫で、
女性ホルモンと病気発症の関連性が研究されています。

 

痛みを伴うしこりと、痛まないものと両方あるとされ、
触診だけでは乳癌との区別がつきにくくなっています。

 

そのため、乳腺外科を受診すると、マンモグラフィーやエコー検査、
針で腫瘍の一部を採取して病理学的な検査を行い、
乳癌ではないか、しっかりと確認します。

 

乳腺線維腺腫であるとの診断が下りれば、経過観察か、
明らかに美容上、問題となる大きされあれば手術により、
腫瘍を摘出することになります。

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