脇の下の腫れに痛みがある時とは?

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ここでは、「脇の下の腫れに痛みがある時」についてお話します。

 

脇の下が腫れると、腕は常に動かす部分なので痛みを感じ、
身体もしんどくなり日常生活に支障をきたすほどつらくなることがあります。

 

一刻も早く脇の下の腫れは抑えたいものです。
そこで、脇の下の腫れの原因と、対処法をご紹介します。

 

リンパの痛み

 

脇の下にとくに傷や出来物がなく、
腫れて痛い場合はリンパが原因である可能性が大きいです。

 

脇の下にはたくさんのリンパ腺が通っています。
そのリンパの流れが悪くなると、腫れを引き起こしてしまいます。

 

リンパは、体の冷えによる血行不良や肩こり、
ストレスや運動不足などで流れが悪くなります。

 

この場合、リンパをマッサージしたり、
入浴や体を温める食べ物を摂取して体を温めたり、
適度な運動やストレッチをすることで腫れが治まります。

 

また、同じリンパの腫れでも菌によるものがあります。

 

リンパは、外から侵入してきたウィルスや菌を退治しようと戦う働きをします。
その際、リンパが腫れて痛くなることがあります。

 

風邪やインフルエンザなどの菌が
侵入してきたときよく脇の下が腫れ、痛くなります。

 

その他にも、首や足の付け根など体の節々が同じように痛くなります。
この場合はその原因になっている風邪や
インフルエンザなどの治療をしましょう。

 

症状が治まってくると脇の下の腫れも治まります。

 

乳腺症

 

母乳を作り、体外に出す役割をしている
乳腺というものがあります。

 

胸から脇にかけて巡っています。

 

その乳腺が何らかの病気になることを「乳腺症」と呼びます。
乳腺症に含まれる病気はおよそ10もあります。

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乳腺は、主に女性ホルモンの働きの影響を強く受けることから、
その女性ホルモンのバランスが崩れたときや、

 

妊娠・出産に伴い女性ホルモンのバランスに変化があったとき、
また閉経前後の更年期などによって異常が起きやすくなります。

 

乳腺症は良性のため、とくに大きな手術などは行いません。

 

ホルモンバランスを整える生活習慣や食事を心がけたり、主に経過観察をします。
ただし、どうしても痛みが治まらない、
といった場合にはホルモン治療を行うこともあります。

 

悪性腫瘍

 

こちらは一番怖い病気です。

 

乳癌や悪性リンパ節です。

 

基本的に、これらの癌の初期症状には痛みはないことがほとんどなので、
痛みがある場合は癌ではないことが多いのですが、

 

「もしかして…癌?」

 

と一度思い出すと不安で仕方なくなるものです。

 

脇の下の痛みとともに、体の倦怠感や発熱がある場合は危険なのですが、
これらの症状がなくても、不安を取り除くためにも
一度検査に行くことをお勧めします。

 

乳癌は今、12人に1人がかかる病気だと言われています。

 

このように癌は他人ごとではありません。
また、高齢の人ばかりがかかる病気でもありません。

 

癌にかからないようにすることは難しいですが、
早期発見をして早期治療を行うことはできます。
常に意識をして検査を受けるようにしましょう。

 

このように女性特有のものもありますが、
脇の下の異変はもちろん男性にも起こる症状です。

 

自分で生活習慣を改善することで抑えられるものから、
医療の力を借りなければならないものもあります。

 

正しい判断、正しい治療を行いましょう。

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