脇の下リンパが腫れる原因とは?

スポンサーリンク

ここでは、「脇の下リンパが腫れる原因」についてお話します。

 

脇の下のリンパが腫れる原因の大部分は細菌やウィルスへの感染に
体が反応する免疫によるものと考えられます。

 

細菌やウィルスへの感染と聞くと、風邪などの飛沫感染を
思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
しかし、細菌は傷などの外傷からも感染します。

 

では、リンパが腫れる原因になる感染についてご紹介します。

 

細菌感染によるリンパ節炎!

 

指などにある傷口から細菌が体内へ侵入することで、人はその細菌に感染します。
しかし、人間の体には免疫と言う体を守る機能があり、
外から侵入した細菌と戦おうとします。

 

その免疫を担っている体の部位がリンパ節であり、
そのリンパ節で細菌が繁殖し、増えてしまうとリンパ節が腫れ、炎症を起こします。

 

細菌性リンパ節炎となる原因菌は黄色ブドウ球菌、
結核菌、ペスト菌など多数に及びます。

 

細菌には抗生物質が効果を持つので、治療する場合は細菌を特定し、
その細菌に一番効果の高い抗生物質を服用します。

スポンサーリンク

細菌性リンパ節炎を放っておくと、炎症が進行し、
化膿性リンパ節炎になってしまうこともあります。

 

化膿性リンパ節炎は、体の免疫機能が細菌の増殖に追いつけなくなり、
膿が発生し、時には発熱を伴います。

 

化膿性リンパ節炎も抗生物質での治療が適応されますが、
膿がたまっている場合は外科的に切開し、膿を除去する場合もあります。

 

ウィルス感染によるリンパ節炎!

 

ウィルス性のリンパ節炎は、ウィルス感染に対する
体の免疫機能の反応により発症します。

 

細菌性のリンパ節炎と発症するメカニズムは、
細菌に感染したのか、ウィルスに感染したのかという違いだけと

 

捉えられがちですが、大きく違うことはウィルスに感染した場合、
抗生物質の効果がないことです。

 

そのため、ウィルス性リンパ節炎では、発熱などに対する対症療法しか
対処の方法がありません。
リンパの腫れの他に、発熱がある場合は、安静にして過ごしてください。

 

ウィルス性リンパ節炎を引き起こすウィルスは、
EB(エプスタイン・バール)ウィルスや風疹、麻疹ウィルス、
そしてサイトメガロウィルスが挙げられます。

スポンサーリンク