脇の下がヒリヒリ痛い時とは?

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ここでは、「脇の下がヒリヒリ痛い時」についてお話します。

 

脇の下がヒリヒリと痛むけれど激痛でもないから病院にいく程でもない・・・。
我慢できない程ではないけれど脇の下がヒリヒリして気になる・・・。

 

このような症状は決して珍しくありません。
脇の下がヒリヒリと痛むことにはいくつか原因が考えられます。

 

それは軽度のものから、重症なパターンがあります。
いくつかご紹介しますので、思い当たることがないか見てみましょう。

 

帯状疱疹

 

帯状疱疹は、強い痛みを伴う発疹です。
その発疹から水ぶくれになり、かさぶたになって痛みがおさまります。
完治するまでに1ヶ月前後かかります。

 

この帯状疱疹の前触れとして、軽い痛みやヒリヒリ感があります。
この状態が2、3日続いた後、強い痛みと赤い発疹が現れます。

 

帯状疱疹の原因は、加齢・ストレス・病気などにより
体の免疫力が低下しているときにもともと体に潜伏している
ウィルスが出てきてしまうことにあります。

 

痛みが強くなってきたり発疹が見られる場合は皮膚科を受診しましょう。

 

リンパの腫れ

 

脇の下は、体の中でも特にたくさんのリンパが集中しています。

 

リンパは、ウィルスを退治しようとする働きをもっているため、
リンパが痛むということは、何かしらのウィルスが体内に入って
リンパが働いている証拠です。

 

したがって、脇の下が痛むということは風邪をひいている可能性があります。
また、極度の血行不良によってもリンパは痛みます。

 

冷え・肩こり・水分不足でもリンパの流れが
悪くなり痛くなってしまうことがあります。

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この場合は安静にし、体を温めたり食事内容に気を付け、
必要であれば病院で抗生物質などの薬を処方してもらいましょう。

 

脱毛や発汗剤が皮膚に合わなかった

 

脇の脱毛や、発汗剤を使用した覚えはありませんか?
皮膚の強さや、脱毛、発汗剤との相性は人それぞれです。

 

相性が合わなかった場合、皮膚が荒れてヒリヒリと痛む場合があります。
これらを利用してすぐに痛んだ場合は、利用を中止したり、商品を変更しましょう。

 

女性特有のもの

 

PMS(月経前症候群)や、授乳の関係でも脇の下が痛むことがあります。

 

PMSでは、月経の周期へと体が進むのに対し、
体が疲れやストレスなどが原因で、ホルモンバランスが崩れたり、
血行が悪くなって脇の下のリンパが痛むことがあります。

 

この場合は体を休めたり、体を温めることを心がけましょう。

 

また、授乳では、乳腺が脇の近くまであるのですが、
母乳が溜まりすぎると脇の方まで溜まってしまったり、
母乳を出そうとして乳腺が動いているときに痛みを伴うことがあります。

 

母乳が詰まってしまわないように、上手に授乳やマッサージをしましょう。

 

 

これは誰もがそうだとは思いたくないことですが、乳癌の可能性があります。
脇の下にはリンパがたくさんありますので、
そこに乳癌が転移して、痛みを伴っているという場合があります。

 

乳癌は自分でしこりが確かめられる癌ですので、
一度しこりがないか、胸や脇のあたりを触ってみましょう。

 

しかし自己判断は危険ですし不安がありますよね。
乳癌だと思い込んで異常がないケースも多くありますが、
気になればまずは病院を受診しましょう。

 

いくつかご紹介しましたが、思い当たるものはありましたか?
自分で対処できるものは対処しましょう。
原因も特定できず、不安でたまらない場合は迷わず受診することをお勧めします。

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