脇の下にコリコリするものが出来た時とは？
ここでは、「脇の下にコリコリするものが出来た時」
についてお話します。
脇の下にコリコリとした
しこりのようなものを見つけたけど、
これって何なの？
いつできたのかさえはっきりしない
コリコリとしたしこり、
とても気になりますよね。
そこで今回は、脇の下にコリコリ
としたしこりのようなものが
出来る原因や病気など
についてまとめてみました。
脇の下にコリコリとしたしこりの
ようなものが出来る原因は？
脇の下にコリコリとしたしこりを
見つけた場合、女性ならまず一番最初に
「乳癌」
を疑ってしまいますよね。
それぐらい乳癌患者が
増えているのも事実です。
しかし、そのしこりが癌である
可能性はさほど高くはありません。
その多くは、ただリンパ節が
腫れているだけだったりすることが
ほとんどなのです。
風邪を引いたりケガをした時などに、
体の中に菌が侵入してくることによって
炎症反応が起き、その結果として
リンパ節が腫れて来るのです。
中でも多いのが、自分でムダ毛処理を
行ったことが原因で脇の下に
炎症を起こし、しこりのようなものが
出来るケースです。
ワキの毛を抜いた後の毛穴に細菌が
入り込んでしまったり、
毛穴が開いている所に垢や老廃物
などが入り込んで
詰まってしまうことですね。
脇の下は汗をかきやすい場所でも
ありますので、毛抜きを使って
抜いたりしていると炎症を起こしやすい
場所でもあるのです。
そのため、なるべくなら毛抜きを
使ったムダ毛処理は行わない方が
無難ですね。
脇の下にコリコリとしたしこりが
出来る病気は？
脇の下にしこりが出来る病気には、
乳がんや乳腺症、粉瘤、脂肪腫、
リンパ腫などがあります。
中には良性のしこりもありますが、
ごく稀に悪性のしこりである
可能性もありますので、
しこりを見つけた時点で
病院に行くことをオススメします。
なお、コリコリとした少し固めの
しこりだった場合には、
粉瘤の可能性が高いとも言えます。
脇の下の開いた毛穴から細菌や
ウイルスなどが侵入し、赤く
腫れあがったり痛みを伴うこともあります。
また、脇の下のニオイで頭を
悩ませている人ほど脇の下に
コリコリとしたしこりのような
ものが見つかることがあります。
この場合、粉瘤がニオイの原因
となっている可能性があります。
少しでも気になる場合には、
病院で診察を受けてみることが大切ですね。
このように、脇の下にコリコリとした
しこりのようなものを見つけた時には、
粉瘤の可能性が高いと言えます。
しかし、自己判断で
済ませてしまうのはかなり危険です。
ごく稀に悪性リンパ腫や乳癌などと言った、
重篤な病気が潜んでいる可能性も考えられます。
脇の下にできたしこりが良性なのか悪性なのか、
その判断に迷った時には
速やかに診察を受けるようにしましょう。
また、コリコリとしたしこりの
ようなものが少しずつ大きくなって
いないかなど、常に
観察し続けることも大切ですね。