脇の下にあせもができてしまった時

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ここでは、「脇の下にあせもができてしまった時」についてお話します。

 

脇の下は常に皮膚同士が触れ合い、擦りあう場所です。
熱もこもりやすいですし、体温計を挟んで検温するのにも適しています。

 

そのため、汗もたくさん出る場所です。
気温による汗だけではなく、緊張による汗やその他精神的なところから反応する汗もあります。

 

脇の下の汗について考えてみましょう。

 

脇の下の汗について

 

汗は体温調節によって出る、ごく自然なことです。
脇の下の汗は量も多く、近年の猛暑の影響もありますが、季節問わず、男女共に悩まされるものです。

 

脇汗は、体質や体感温度はもちろん、精神的なところからも発汗します。
極度の緊張状態になる時、不安やストレスなどでも汗が出ます。

 

また病気の可能性も潜んでいます。
糖尿病や甲状腺機能亢進症(バセドー病)、先端肥大症、褐色細胞腫など、
汗を異様にかくようであれば、病院で診察を受ける必要があります。

 

女性は更年期に入ると大量に汗が出るケースがあります。
加齢による女性ホルモンの減少によるもので、更年期障害です。

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あせもの原因とその対策

 

汗をたくさんかいた後、ケアをせずに放置しておくと、敏感な方は簡単にあせもが出来てしまいます。
厄介なあせもはどうして出来てしまうのでしょう。

 

汗は熱くなった身体を冷やそうと、汗腺から出てきます。
沢山の汗をかくと、その汗の出口を塞いでしまいます。
汗にはミネラルなども含まれていますので、長時間そこに留まることで炎症を起こし、
あせもになってしまいます。

 

また、子供が汗っかきであせもになりやすいのは、汗腺の数は大人も子供もほぼ同じ数なので、
身体が小さい子供ほど炎症を起こしやすいからです。

 

では、あせもの予防策は何でしょう。
一番なのは、汗をかいたらすぐに拭き取り、清潔を保つことです。
シャワーで流すのも大切ですが、夏場などでも湯船につかることで、
毛穴が開きより清潔を保てます。
ベビーパウダーは大人でも使えますので、脇の下など、
汗がよく出るところに利用してみると良いでしょう。
ただし、出来てしまったあせもにはベビーパウダーは逆効果となってしまいますので、注意しましょう。

 

あせもになってしまった後の対策としては、とにかく掻かないことです。
掻きむしり、皮膚を傷つけてしまうと、後に炎症となり悪化してしまいます。
清潔に保ち、かゆみがつらい時は外用薬を使用しましょう。

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