脇の下の湿疹でかゆみのある時とは?

スポンサーリンク

ここでは、「脇の下の湿疹でかゆみのある時」についてお話します。

 

脇の下に湿疹ができ、かゆみを伴うと
気持ちが悪いのはもちろん、不安やストレスになります。

 

「今までこんな事はなかったのに急に湿疹ができた!」
とビックリして不安になる人もいます。

 

脇の下の湿疹には考えられる原因があり、
その対処法もありますので、ここでしっかり知っておきましょう。

 

脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)

 

脇の下は、汗や皮脂の分泌が盛んです。そのうえ、
脇は閉じている状態なので、マラセチア菌という、

 

もともと誰の体にでも存在している菌が繁殖してしまい、
赤い湿疹とかゆみがでてきてしまいます。

 

この菌は、いわゆるカビ菌です。
カビ菌と聞くとドキッとして怖くなりますが、きちんと対処すれば治ります。

 

まずは皮膚科へ行きましょう。
これが何より一番です。

 

病院ではステロイド、抗菌薬、ビタミン剤などの、
症状に合った薬を処方してくれるので正しく使用しましょう。

 

そして同時に、脇の下を清潔に保つようにしましょう。
入浴の際はしっかり洗い、石鹸の残らないように洗い流します。
抗菌作用のあるボディソープも販売されていますので、それを使うとより効果的です。

 

きれいに洗った後は、しっかり乾燥させましょう。
そして、ストレスや不規則な生活も同時に見直しましょう。

 

カンジダ

 

カビ菌が原因で起きる症状に、カンジダというものもあります。
こちらも湿って菌が繁殖しやすい環境で起きやすくなります。

 

また、体の抵抗力が落ちていることも大きく関係します。
脂漏性皮膚炎と同様、皮膚科で診てもらうことが一番です。

 

アトピー性皮膚炎

 

はっきりとした原因は不明だと言われていますが、
もともとの体質や、環境、ストレスや自律神経の乱れが原因で起こることがあります。

スポンサーリンク

アトピーの体質ではなかったという人にも
起こり得るので、まさか、と思うことがあります。
こちらも皮膚科を受診するのが一番です。

 

同時に、脇の下を清潔に保つこと、花粉や部屋のホコリの駆除、
ストレスや生活習慣の見直しをしましょう。

 

衣服の繊維や制汗剤が肌と合っていない

 

新しい衣服を着たときや、脇の毛の処理をした直後、
制汗剤を使用した後に症状が出てきた場合はこれらが原因になっている場合があります。
衣服や制汗剤が皮膚と合わなかった場合は使用をやめてみましょう。

 

毛の処理の際は、カミソリを清潔に保ち、
肌がカミソリ負けをしてしまわないようにクリームや
石鹸を付けた状態で毛を剃るなど、毛の剃り方を見直しましょう。

 

あせも

 

あせもは脇の下や首、腕や膝の裏の曲げる部分など、
汗をかきやすく溜まりやすい部分によく起こります。

 

至急病院へ行くほどではないので、あせもの部分をやさしく、
かつ、しっかり洗い確実に乾燥させます。
市販でかゆみ止めやあせもの薬がありますので、そちらを塗ります。

 

その上からベビーパウダーを塗るのも良いです。
ほとんどはしばらくして治まるのですが、
あまりにも長く続く場合は皮膚科へ行きましょう。

 

もちろん、すぐに治したいという人は初めから皮膚科に行くのも良いですよ。

 

乾燥

 

乾燥によっても湿疹やかゆみが起きる場合があります。

 

乾燥しやすい冬の季節に起きるのはもちろん、
夏にたくさん汗をかいて蒸発するときに水分が奪われて
乾燥してしまうということもあります。

 

乾燥が原因の場合は、脇の下をしっかり保湿することが大切です。

 

保湿クリームを使用しましょう。
このとき、あまりベタベタに塗りすぎてしまわないように注意しましょう。
また、塗る際はしっかり水分を拭きとって乾燥させてから塗りましょう。

 

いかがでしょうか?
このように病院と自分自身でのケアを上手に使って、
脇の下のトラブルは解消してしまいましょう!

スポンサーリンク