脇の下が痒い時とは？
ここでは、「脇の下が痒い時」についてお話します。
ムズムズと脇の下がかゆくなることがあります。
ちょっとだけ掻いて治まる場合もありますが、長くかゆみが治まらない事もあります。
脇の下をいつまでも掻いているのは、視界にも入りやすいですし、
不潔のように見られそうで、恥ずかしいものです。
脇の下の痒み、原因とは
脇の下はよく汗が出る場所です。
常に皮膚や衣類などが接触するデリケートな場所でもあります。
何によって痒みが発生するのでしょう。
脇の下の皮膚は薄く、衣類のこすれによる摩擦に耐えています。
化学繊維の衣類は直接肌に触れて着ると、肌を乾燥させやすく、
それによって痒みを引き起こします。
また汗をかいたり乾いたりを繰り返す事により、
本来あるべき皮膚の水分も一緒に蒸発させてしまい、
乾燥状態が続くと痒みをもたらします。
汗を抑えるために使う、制汗スプレーも痒みの原因である場合があります。
制汗スプレーの化学成分が、アレルギーを引き起こす可能性があります。
思い当たる場合はすぐに使用を止めましょう。
さらにカミソリによる刺激によっても痒みが生じます。
女性がムダ毛の処理で使う場合は、肌に傷をつけないように気を付けましょう。
傷ついてしまうと、そこから炎症を起こし、痒みが出ます。
カビやダニの可能性もあります。
皮膚の角質層に住む小さなダニがいます。
赤い水ぶくれなどが出来るようでしたら、病院へ行きましょう。
カンジタというカビも痒みの原因になります。
免疫力が低下すると掛かりやすく、痒みもなかなか治まりませんので、
気を付けましょう。
常に清潔にし、あせもなどにも気を付けましょう。
痒みの対処法は
痒みが続くとき、どのような対処が良いでしょうか。
汗によるあせものかゆみであれば、脇汗用のインナーや脇汗パッドを使うのもお勧めです。
汗の吸収に優れ、速乾性もあります。抗菌防臭効果も期待できます。
様々な種類のものがありますので、自分に合うタイプのものを試してみると良いでしょう。
外用薬もドラッグストアなどで簡単に手に入ると思いますが
、自分の痒みのタイプに合うものを選択すると良いでしょう。
あまりに酷い痒みや、長く続く場合は皮膚科を受診しましょう。