脇の下の炎症とは?

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ここでは、「脇の下の炎症」についてお話します。

 

脇の下が炎症を起こして痛かったり、
かゆくて仕方ないという症状は一体なぜ起こるのでしょうか?

 

また、その炎症はどのようにしたら抑えられるのでしょうか?
今回は脇の下の炎症の原因と対処法についてご紹介します。

 

脇の炎症の原因

 

実は脇の炎症にはいくつかの種類があります。
ウィルスやカビ菌が原因のものがあります。
「まさか脇の下に?」と思いますよね。

 

ウィルスでは、帯状疱疹があります。

 

体の抵抗力が弱っているときや疲れが溜まっているとき、
高齢が原因などで、もともと人が持っている

 

帯状疱疹の基になるウィルスが出てきてしまい、
帯状に赤いぶつぶつや水ぶくれが
出てきてとてもかゆく、痛い病気です。

 

帯状疱疹の場合は発症の初めの2〜3日は
軽いぶつぶつとかゆみがでできて、
その後、疱疹が広がりかゆみと痛みがひどくなっていきます。

 

初期の段階で発見することが大切です。

 

カビ菌が原因のものとしては、
脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)やカンジダです。

 

これらも実は、人がもともと持っている菌なのです。

 

体の抵抗力が低下しているときや、ホルモンバランス、
栄養バランスの乱れがあるとき、

 

脇の下が湿っていたり綺麗に洗い流せていないなど、
清潔でない状態であることが原因で繁殖してしまうことがあります。

 

炎症とともにかゆみもあり、
ポロポロと皮膚やかさぶたが落ちてくることもあります。

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そして、脇の下の表面を傷つけてしまうことが
原因で炎症を起こすものがあります。

 

毛嚢炎(もうのうえん)という症状があります。

 

こちらは毛の処理の際に付いた
傷口から菌が入ってしまい、炎症を起こします。
ひどくなってくると膿も出てきます。

 

毛嚢炎ではなくても、毛の処理の際や制汗剤の使用、
衣服の摩擦で皮膚にダメージを与えてしまい、
炎症をおこすこともあります。

 

対処法

 

炎症の原因はほとんどがウィルスや菌なので、
皮膚科を受診することが一番です。

 

帯状疱疹は日が経つと症状が進んできますし、
他の症状も脇の下で炎症を起こすことによって、

 

肌の再生サイクルが崩れてしまい、
本来は肌を守るために出るメラニン色素が
色素沈着してしまって黒ずみの原因になることもあります。

 

そうなると、症状が治まっても次は脇の下の黒ずみで悩むことになります。

 

もともと人が持っている菌をゼロにすることはできませんが、
発症させないようにしたり、外からの菌の侵入を防ぐことはできます。

 

病院の受診と並行して、規則正しい生活や
脇の下を常に清潔に保つこと、正しく自分に合った毛の処理を行うこと、
バランスの良い食事をとることを心がけましょう。

 

脇の下は私たちが思っている以上に繊細で、
体の症状が出やすく、またトラブルも起こりやすい場所です。

 

原因がわかったら、落ち着いて行動に移しましょう。

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